2018年8月23日木曜日

無化調で味わい深いアートマサシヤ

こんばんは、こうちゃんです。

今回紹介するのは、

渋谷からやや離れた閑静なエリアに店を構えた
純天然だし系ラーメン アートマサシヤ(東京都渋谷区南平台2-8)
です。

化学調味料を一切使用しない「天然素材100%」のスープ、

純天然だしの無化調ラーメンだそうです。

たれと脂の加減によって
「旨口」と「濃口」の2種類があり、
さらに、旨口にややタレや脂を追加した、
旨口αというのもあります。

店舗の解説からは、
ビームスの役員だったアパレル出身の店主がラーメン作りは無修行・独学、
沖縄の「正志や」が東京に移転し
「アートマサシヤ」と改名してオープン。

江戸玉川屋に特注する麺はリン酸を含まず
少量のかん水を加えて打つ。
ルックスは、いかにも東京ラーメンといった感じで(やや薄焼き卵が珍しいですが)、
お味の方は、無化調(化学調味料不使用のこと)をうたってるだけあり、
かなりすっきりとした味わいで、
複雑なだしと、若干の揚げネギ、またそのネギを揚げた、ネギ油と思われる香りが食欲をそそります。

自家製麺とおぼしき麺は、ややそばのような細麺で、
スープがよくからむので食べやすいです。

最近の毒々しいまでに個性の強いラーメンの流行りからすると
ややインパクトは弱いかもですが、
天然だしの奥深い滋味が口に広がり、
大変美味なスープです。

やさしい味が楽しみたい人には、
毎日食べても飽きさせないようなよい味です。

ただ、ここは、営業時間が、
11:30~15:00(売り切れ次第閉店)
となっていて、
なんと!昼しか営業していないので(それも、結構時間短い)、
近い人以外は食べるのが困難かもしれません・・・

定休日は、幸い水曜で、土日もやっているようなので、
興味あって食べたい人は土日に、
それもスープ切れになって食べられないと切ないので、
早めの時間の来店をオススメします。

メニュー
ラーメン(旨口・濃口) 700円
特製ラーメン^^煮玉子と半焼海苔付き 850円
チャーシューメン 900円
特製チャーシューメン 1050円
大盛り 150円
煮玉子 120円
焼海苔 120円
香味油増し 50円

味的評価 ☆☆☆

おいしいんですが、私の口は、最近のインパクト重視のラーメン向きになってしまったかもです。

こうちゃん

2018年8月16日木曜日

無化調という用語は・・・

こんばんは、

燃えPaPaです。



ちょっと耳にしたことが無い人には

よくわからないかも、な話題ですいません。



ややラーメン界でも使い出している用語なので、

ちょっとこの場で解説をば・・・





無化調とは・・・



無化学調味料という言葉の略で、



化学調味料不使用の料理等のことを指し示す言葉です。





主にラーメン界でこのところ使われだした単語なのですが、



元々、ラーメンという料理が普及し始めた頃、

その頃のダシには、

とんこつや鶏ガラ等、

獣の独特の匂いが強いダシが多く、

日本人になじみの薄いダシでもあり、

味的にも匂い的にも最初定着までが苦労し、

��魚食いの日本人には獣ダシはもともと馴染みが薄かった)



その対策として、

匂いは胡椒やにんにくで抑え、

味は、日本人になじみのあるうまみ成分、

グルタミン酸(昆布や醤油などに豊富)

でなじませようとしていました。



そこで使っているのが、

化学調味料、昨今では、うま味調味料、と呼ばれているものです。



実際に

天然素材(グルタミン酸なら昆布とか)でダシを取る手間に比べ、

はるかに容易に旨み成分を入れられ、

また、コストも安い、生ゴミも出ない、

と手軽に作りたい店側からするといいことづくめなため、

多くの店で流行りました。



が、

実際の食品から取ったダシのうま味成分と、

調味料をただ入れただけでは、エラい違うものです。

��香り、という点でも、調味料の粉を入れるのみでは厳しい)



最近の食品、料理、にはほぼ必ず、と言っていいほど、

この化学調味料が使われていますが、

逆にどこも使っているため、

やや一本調子の味になってしまうことや、

使い過ぎると、舌がしびれるような感覚が出る、ということで、



本物志向なユーザーからはやや嫌われつつあり、

徐々にですが、

化学調味料不使用を歌っている料理店やラーメン屋も出てきました。



そんな

化学調味料不使用

のことを、

無化調

と略して呼んでいます。



ラーメンにおいては、

無化調ラーメン

と呼び、時折看板や、店内に張り出していたりします。



まだまだ珍しい方なので、

時折あると、結構大々的に貼りだして宣伝してることが多いです。





興味無い方にはすいませんが、

ラーメン界に詳しくなるには、

知っておいてもよい知識かな、と

ちょっとしたグルメトリビアでしたw





燃えPaPa


2018年8月8日水曜日

麺の坊 砦

こんばんは、こうちゃんです。

トンコツラーメンの伝統店

麺の坊 砦 (場所はこちら

伝統的な乳白色の、博多系トンコツラーメンを出すお店でありながら、
新横浜のラーメン博物館に出店したり、
10周年記念で、鯛ダシの塩ラーメンを開発したり、と
今なお進化を続けるお店です。

基本のトンコツラーメン
砦らぁめん
のほか、
醤油らぁめん、
餃子、明太子おにぎり等、サイドメニュー等も充実しています。

近場の人には、夜時間に、半分飲み屋のようにも親しまれています。
基本となる砦らぁめんは乳白色のスープでトンコツ風味満点、
飲みたくなるよなスープで、卓上の入れ放題の、からし高菜や、紅しょうがを入れて楽しめ、新名物の

結びの塩らぁめん

は、鶏ダシをベースに鯛干も加わり、こってり感を出すために、
きのこオイルを浮かべているという凝り用、
ひと口飲むと止まらないような絶品塩ラーメンに仕上がっています。
ちなみに、ここも筆者の会社のすぐ近くw

メニュー
砦らぁめん 700円
替え玉 150円
醤油らぁめん 800円
和だしつけ麺 900円
結びの塩らぁめん 900円
大盛 100円
餃子 500円
砦のおむすび 200円

評価 ☆☆☆☆

(塩ラーメンのみなら☆☆☆☆☆)

こうちゃん