2019年9月12日木曜日

日本伝統発酵調味料でおいしい味噌ラーメン

こんばんは、こうちゃんです。

日本で古くから愛され、発酵調味料として、お味噌汁をはじめ、
伝統的に使われている味噌を利用したおいしい濃厚ラーメンの味噌ラーメンのご説明を。


味噌ラーメン(みそらーめん)は、ラーメンスープのたれとして味噌を使用した、日本のラーメン。札幌市を発祥とする味噌ラーメンの知名度が高いが、札幌以外で発祥した味噌ラーメンも存在する。

札幌の味噌ラーメンは、札幌市内の大衆食堂『味の三平』店主の大宮守人によって1955年に考案された。
大宮は、雑誌『リーダーズ・ダイジェスト』に掲載された、スイスの食品メーカー・マギー社の社長の「日本人は味噌をもっと料理に活用するべき」という文章を目にして以来、味噌を用いたラーメンの開発に従事する。日本各地から味噌を取り寄せたり、試作品を常連客に出して意見を聴くなど試行錯誤を重ねた末、1963年に店のメニューに正式に「味噌ラーメン」が載ることとなった。
それまでの北海道での主流であった豚骨醤油と異なる、豚骨スープに味噌を加えた味噌ラーメンを、1965年に東京と大阪の高島屋で開催された物産展にて実演販売したところ来場者の関心を集めた。
その後、1967年にはホッコク(後のアスラポートどさん子事業本部)が運営する「どさん子ラーメン」が全国にラーメン店のフランチャイズ展開を開始、1968年にはサンヨー食品がインスタントの味噌ラーメンである「サッポロ一番みそラーメン」の販売を開始するなど、フランチャイズとインスタントラーメンという流通形態が味噌ラーメンの全国的な知名度獲得を牽引し、これら一連の流れにより、味噌ラーメンは北海道のご当地ラーメンとして認識されるところとなった。

牛鍋屋など家畜の食肉を使用する料理では、臭みのある料理に味噌を使用して臭いを抑えていた。同様に、豚骨などでとった臭みのある出汁に味噌を入れて臭いを抑える事が可能である。
なお、特別メニューの豚汁を客の要望でラーメンに入れた際に客が大満足だったということにヒントを得たという情報が流布しているが、大宮の息子の現『味の三平』店主は否定している。
ダシは、豚骨や野菜などを使用して煮出して作る。中華鍋でモヤシなど野菜や肉(豚肉が多い)を炒め、味噌とダシを入れてさらに火を加える。味噌ラーメンの素や業務用みそラーメンスープ等の味噌ラーメンのタレを使用する場合もあるが、味噌ラーメン専門店では独自の味噌タレを使用する事が多い。

丼に茹でた麺を入れて、その後にスープを合わせる。店によっては、その上にメンマ、チャーシューやねぎなどを載せる。
スープの具材として肉が使用されている店ではチャーシューをトッピングしない場合もある。トッピングとして、トウモロコシ・バターを使用する店も多い。
香辛料など味付け香り付けの為に、ラー油・唐辛子類・ニンニクなどを使用したり、客が自由に使用できるように用意されている場合も多い。
店舗によっては、醤油ラーメンのように丼にダシと味噌たれを入れて混ぜてから茹でた中華麺を入れる場合もある。


味噌という日本人になじみの深い調味料のおかげ、スープがごくごく飲めるほど自然に感じるラーメンです。
とはいえ、家庭でのお味噌汁などと違い、もっとダシも強く、独自スープ部分の割合が多く、外食の場合、店ごとの特色が強くでます。

こうちゃん

0 件のコメント:

コメントを投稿